札幌駅前通まちづくり(株)

 北海道シリーズ最終回です。最後は、ガチでまちづくりのお話です。

 札幌駅前で、エリアマネジメントの実施主体として活動されているのが、札幌駅前通まちづくり(株)です。この会社が指定管理を受けている2つの場所を見てきました。

 

①チ・カ・ホ

 札幌駅から大通公園まで地下歩道が整備されたことに伴い、その指定管理をこのまちづくり会社が受けています。こんな感じです。

(長~い広告。こういう広告収入も、この会社の収入源となっています)

(アートイベント)

 まあ、正直言うと、札幌と言う大都市の駅前と言う立地。地下歩道ではなく、地下街にしても充分成り立っていたのではないかな? とも思うのですが、多分色々と事情があるのでしょう。とりあえず、どこかの政令市のように、「見栄で地下街作ったは良いものの、閑古鳥が鳴いている」となるよりはよほど良い。この地下道を意識した入り口を設けるようになったビルも出てきている様子ですね。

 

②アカプラ

 先ほどのチ・カ・ホから地上へ出て、北海道庁へ向かう道がこんな感じになっています。

 …すいません。真っ暗で良くわからないですね…。赤いレンガ調の舗装がされた、イチョウ並木が立ち並ぶ素敵な空間です。ここでイベント行ったり、という運営をこのまちづくり会社が担っている、ということです。

(多分、地元での人気スポットになっているのではないかと思う)

 ということで、札幌のエリアマネジメントの事例でした。広島でも、特にチ・カ・ホの事例などは参考にできると思います。シャレオにしても、駅前地下広場にしても、まだまだ色々と出来るハズ。豊かな都市空間で、豊かな都市生活を送りたいものだ、と思います。