まあ、圧巻です。色鮮やかです。とにかく素敵です。文章での紹介は最小限にして、写真メインでお伝えしましょう。
まずは、最大の特徴、可動展示室。「瀬戸内海の島々から着想を得た」とのこと。
全部で8つの可動展示室があるとのこと。
おっと。その前に、エントランス部分を取り上げるべきですね。全面ガラス張りです。
内部はこんな感じ。ヒノキを使った美しい柱が特徴的です。
美術館の中にある「エミール・ガレの庭」。
庭の奥にはヴィラ(宿泊施設)もある。
美術館の外も魅力いっぱい。4月オープンのフレンチレストラン。
レセプション会場
他にもヴィラが数棟オープンするとのこと。
と言うことで、下瀬美術館でした。これはすごい美術館が出来ました。ここ、新たな観光名所になると思いますよ。それだけの価値があります。宮島観光に新たなスポットが加わった、と言う感じです。
で、ここからは、「宮島観光の新スポットとして今後この美術館に期待すること」を書きたいと思います。
①可動展示室
この美術館の目玉である可動展示室。「瀬戸内海の島々から着想を得た」とのことですが、私個人の感想としては、どことなく厳島神社を思い出しました。
厳島神社を参拝するときの、あの、「水の上を歩いているという感じ」「回廊をぐるぐると歩く時のあの独特の感じ」を、この美術館でも実現できませんかね…。具体的に言うと、各展示室を結ぶ廊下。こここそ、ガラス張りにして欲しい。窓が欲しい、と思います。
先日伺ったときは、一か所のみ窓がありましたが、いっそのこと全部窓にして欲しい。それだけで、今以上に価値が上がると思います。
②美術展示
今でもとても魅力的な美術館なのですが、今後、ここをメジャーな観光地にしたい、と思うなら、何か目玉になるようなスーパーな展示が欲しいですね。大原美術館で言う「受胎告知」(エル・グレコ)のような存在です。広島財界が金を出して、ポーンと寄附、なんてこと出来ないですかね。
③アクセス
大竹駅からちょっと離れたところにあるこの美術館。今はシャトルバスが駅から出ていますが、本当にメジャーな観光地にしたいなら、ちょっとアクセス改善したいですね。この近くの国道2号沿いには、「新駅の実現を!」なんて看板がありました。是非、新駅実現してほしいものです。これは行政の仕事ですね。
と言うことで、下瀬美術館でした。観光地化どうこうは別として、ここ、かなり面白いです。特に完成して間もない今は、とにかく美しい(今後メンテもしっかりされるとは思いますが)。ぜひ、一度行って見られたら良いと思います。私もまた、GWあたりに行こうかな、と思ったりしています。