今、広島駅で「HIROSHIMA GREEN SQUARE」と言う、人工芝を敷き詰めたイベント（？）が実施されていますね。
ここの主たる目的は「広島駅周辺での滞在時間を延ばす」ことにあるのだろうと思います。広電西広島駅の「KOI PLACE」などの状況を見ての実施かと思いますが、他の地域でも、回遊性の向上だとか、滞在時間の延長だとかを目的に、実施していくところは今後増えていくんじゃないかと思います。
（KOI PLACE)
（基町クレド前）
あんまりやると、「安易に上辺っ面だけ真似をして…」だとか、「芝生敷けば良いってもんじゃね～ぞ。ワンパターンだな」とかになりますが、まあ、まちづくりのツールの一つとして、頭に入れておくべき手法だろうと思います。
ところで、芝生と言えば、広電の原爆ドーム前。軌道上に芝生を植えていたが定着せず、コンクリート舗装に戻ってしまったそうですね。
う～ん。。。以前から思っているのですが、天然芝に拘る必要あるのですかね。私は、人工芝で良いんじゃね？ と以前から思っています。
何？ 人工芝ではヒートアイランド対策にならない？？ 必ずしもそんなことないと思いますよ。夏場、プールサイドを歩く時を思い出してください。タイル部分は熱くて、サンダルなしでは歩けませんが、人工芝部分はサンダルなしで歩けるでしょ？ それだけ温度が違うのです。人工芝だって、それなりにヒートアイランド対策になりますよ。ちなみに、そういう研究をした論文を見つけました。参考にしてください。（こちら）
まあ、ネットで検索すると、まるっきり逆のことが書いてあるサイトも見つかったりしますが、結局は、「やりようによっては人工芝でもヒートアイランド対策になる」ということだと思います。検討して良いものだと思いますけどね。
それに、仮にヒートアイランド対策にならなくても、道路の真ん中に緑色のベルトが出来るってのは、景観上面白い。やる価値あると思いますけどね。
広電カラーと言えば「緑」です。コイプレだの、軌道敷だの、人工芝敷きまくって、「緑」をアピールしちゃえ、と、外部の人間の勝手な意見としては思いますが、いかがでしょうか。
