修道大学で農学部設置が検討されているそうですね（中国新聞関連記事）。
中四国地方を代表する私立大学である広島修道大。札幌の北海学園大学や仙台の東北学院大学と比較して、理系の学部がほとんどないことが弱点でした。
一応、健康科学部が理系の学部としてあり、これに農学部が加わることになりますね。まあ、良いことだと思います。おそらく、ですが、今一つ何をやっているのか良く分からない「人間環境学部」が、今回の農学部に編入されることになるのではないでしょうか。
ただ、健康科学も農学も、ジャンルで分けると「生物系」。本当なら、理工系の学部が欲しいところ。ただ、設備投資の問題や、広島工大や近代工学部の存在もあるため、なかなか難しい、と言ったところなのでしょう。
希望があるとすれば、情報学部の設置でしょうか。今の経済科学部経済情報学科を母体に、理系の情報学部を設置してほしいもの。それが出来れば、まあ、まずまずの学部のバランスが取れた総合大学になれるのではと思います。
一方、安田女子大学では、理工学部を新設し、生物科学科と情報科学科、建築学科が設置されるとのこと。
…。う～ん。。。この学科構成で、理工学部を名乗るのはちょっと違和感を感じますね。まあ、間違いではないけれども…。土木も、電機も、機械、化学もないくせに、「理工学部」と言っちゃいますか…。まあ、頑張ってください、と言う感じです。
いずれにしても、各大学の学部増設は、若者の奪い合い競争の道具としないといけないでしょう。地元広島を始め、島根や愛媛、山口界隈から受験生が集まる大学、学部としたいものですね。
